にわかヴァ推しの備忘録

ヴァ担になる予定のにわかオタクの備忘録。あんスタ未プレイにわかオタクのゲーム音痴が少しずつゲームプレイしていく予定。

ValkyrieのMV感想まとめ1

新曲のMVでめちゃめちゃになってしまった心を落ち着けるべく、今回はValkyrieの既存のMV感想をまとめます。

今回は「魅惑劇」と「Memoire Antique」の二曲。

歌詞についてや全体を聞いての感想はまた別の機会を設けるつもりなので、MV内の演出や動きについての感想が中心です。

 

昨日も今日も、目を覚ますと同時にみかちゃんのことで頭いっぱいになってしんどさを感じながら起きる羽目になっている。キマってきたな……。

 

 

 

 

 

 

~雑談~

本題の前に、覚え書きの一部として少し雑談を挟みます。

 

昨日の朝は新曲がどういう路線で来るかの期待で頭がいっぱいで、なぜかオペラ座の怪人「Think of Me」みたいな曲歌ってるみかちゃんいいな…と思いながら曲を聞いて勝手に浸っていた。

歌詞的にはValkyrieの関係性に全くかすっていないのですが…。
前日にみかちゃん異形っぽさが好きとか考えてたとこからオペラ座の怪人が引っかかって、「Think of Me」の美しくよく通る健気な歌声みかちゃんっぽいとか「音楽の天使」というか芸術の人斎宮宗に愛され才能を開花させるみかちゃんとかそういう考えが寝起きの頭のなかをぐるぐるしてたんだと思う。


「今宵月の館にて」とかミュージカルっぽさあるけど、Valkyrieってああいうドラマティックな曲も似合うよなぁと考えていたので、月スタで中の人が劇団四季の話をしたところで解釈一致だ…!と少し感動しました。
新曲のMVについては一つ前の記事で感想をまとめましたが、「Acanthe」も回想風のお芝居パートが差し込まれてたりドラマ仕立てMVになってるの良かったな~。

新曲、平日夜10時過ぎに発表されて一日経たない間にもう22万再生なの凄い。
低俗なオタクだから数字見て騒ぐの申し訳ないけど、ソシャゲ七年目でこの勢いあるの恐れ入るなぁ……。

 

 

本題に戻ってこの先からMV感想です!

 

 


~魅惑劇~

≪MV全体について≫

・ValkyrieのMVで一番再生されてたしタイトルもよく見かけたので、確か一番最初に見たMVのはず。楽曲の方向性といい、人形師と人形というコンセプトそのままの演出といい、ユニットとしての世界観が作り込まれているのを感じて初見の衝撃がすごかった。

・好き。かっこいい。美しい。最高。

・Valkyrieの最初の披露曲だけあって初期の「人形師と人形」のコンセプトがガッツリ組み込まれていて興奮するし、作詞作曲にアリプロもってきたことで栄華を極めた強豪ユニットだったことの説得力がびしびし伝わってくるのも良い。

・Valkyrieの衣装の裾がひらひらするたびに大天才斎宮宗への感謝がとまらない。

・0:44からAメロ入るところで背景のモニターに写っていた歯車にバラが加わるの良い。Valkyrieといえばこの二つがモチーフなのはなんでなんだろう。薔薇は美しさの象徴だと思うけど、歯車は芸術=人の手が加えられたものであることの象徴かな。

・1:28の天井側カメラから撮った映像も良い。魅惑劇のカメラワーク、全体的に好きだ。

 

≪曲について≫

・鐘の音と弦の音で始まる出だしからして宗教感あって最高。わざと不協和音にして引っかかりもたせてるのがアリプロって感じで、PV見たあとにもしやと思って調べたとき本当に作詞作曲がアリプロなのを知って恐れおののいた。強い!

みかちゃんの歌詞を追いかけて高音低音総出でメロディを繰り返すのとか、サビでコントラバス(たぶん)の重低音が叩くように四拍子刻んでるのとか、音の重ね方が重々しくて複雑で優雅でとにかく耽美!好き!弦もピアノもサビの終盤で裏旋律奏でてくる電子音も、すごい…すごい音の使い方が豪華で好き。めっちゃ美しい。めっちゃ好き。

・楽曲の力強い華やかさに負けることなく、二人とも朗々とよく響く声で歌っているのが良い。Valkyrieが芸術を喧伝するユニットであることへの誇りを感じる。強い。

・0:16からパーカッションが16分のリズム刻んで、0:18からストリングスが追いかけるように音階上げていくとこ好き。ここでレーザーの動きも変わって舞台全体が赤く輝いていくの、劇の「開幕」を感じさせてとても良い。

 

≪パフォーマンスについて≫

・0:19で影片みか*1の目が開いて、斎宮宗の動きに合わせて動き出すの好き好き好き……。魅惑劇は完全に人形師と人形の関係で成立してて二人体制の初期の雰囲気を感じれてすごく良いです。

・片膝ついてる姿勢から、もたつくことなくスッと立ち上がって一足で次の立ち位置につく影片みかの動きも好き。普段はおっちょこちょいなとこもあるけど、舞台の上では動きが洗練される影片みか……努力の人だから…いっぱい練習したうえで舞台に立っているから。良い。

・0:24のところ、キレのある勢いで4拍子指揮しているお師さんの横で、やや頂点曖昧な指揮してるみかちゃんが横目で素早く斎宮宗の動き見てその後の腕上げるタイミング合わせてるっぽいの良い。

・1:13からのみかちゃんの歌声、陶酔しているような甘さがあって怖くて好き。ここからレーザーの色が黄色に変わるの、魅惑劇の歌詞に「月光の糸」が出てくるから単純に月の色でもあるだろうけど、みかちゃんのソロ曲で出てくる「黄金の繰糸」を彷彿とさせてダメ狂う。「踊ろう唯、その意の侭」のやつじゃん。モニターに時計が映るのも、時を止めた人形の暗喩かな。トリップ感のある歌声から1:22で伏し目になってお師さんに操られるような動きが、本当に操られているような演出でゾクゾクしてたまらん。

・1:20~の二人の位置が縦並びに重なるところでレーザーの光が集まってくる演出もマリオネットの糸っぽくて興奮する。めちゃくちゃ良い。

・1:31「指に絡むは月光の糸」のところで立ててる指が小指なのさ…耽美でいいよね。ここ右手も左手も下ろすときに手首を返す動きになってるの優雅で良い。

・1:48「恐れることさえ知らぬまま」のとこでお師さんが人差し指をおろしていくの、好きに解釈させてもらいますが「僕の人形に余計なことは吹き込むなよ」の意味でのハンドサインっぽさあってゾクゾクする。お師さんの管理体制がっちがちだったときのValkyrieだ……。

・1:51で、距離縮める前に横目でチラッと距離感確かめるみかちゃんと、ノールックで移動するお師さんの差よ。わかる……良い……パフォーマンス全て完璧に頭に入れていてその通りに動くお師さんと、自分の位置がお師さんとズレてないか瞬時に確認するみかちゃんだ。

・ユニゾン多い曲なのに視線が全然噛み合わないんだよなぁ…。初期のValkyrieって感じがする。

 

≪キャラの表情や動きについて≫

・0:53から歌い手が移るのに合わせてお師さんへ誇らしげな様子で手を差し出すみかちゃんの表情と、そこからアップになるお師さんの帝王然とした表情、「闇も傅く黒衣の王」って歌詞と合ってて最高。

・1:01のとこ、たぶん振り付けではない動きで頷くみかちゃん萌えだが。なんでそこで頷いた???集中しながら何か一人で確認してる感じ、生きてる人の動きでたまらん。

・1:07で一瞬二人の視線が噛み合う?お師さんがすぐに正面へ向くので一瞬だけど。

・1:22で、みかちゃんを後ろから操るお師さんが目を開けたときの微笑み好き……。すぐに眉きゅっとして凛々しい顔つきになるんだけど、一瞬の楽しそうな笑顔が可愛くて沸いた。あと糸を摘んでるみたいな指先の表現~。

・1:40でお師さんがみかちゃんの方見るのもタイミング的に振り付けでなく素の動きっぽくて気になる。何が気になったんだろう。

みかちゃん本当に顔が良いから1:41~みたいな顔面どアップ映像に見入ってしまう。顔が好き。いや、顔以外も好きなんですけど。

 

 

 

~Memoire Antique~

≪MV全体について≫

・歌詞にも舞踏会って出てくるけど、三拍子の曲らしい優雅な動きが多い。オタクとしては舞踏会ならいっそ二人で向き合って踊ってほしかった感あるけど、この時期は相変わらず視線が嚙み合わない。切ない…。

・歌詞に時間についての言葉が多く、後ろのモニターでずっと歯車が不可逆的に回り続けている感じも時間は止まることなく進んでいくことの示唆なのかな。と思ってMVになってないところの歌詞も確認したら「紡ぎ車」って直球で歯車と関わりありそうな言葉使われたうえで「明日を染めて織り上げる」って表現が使われていたので、進んでいく時間織り上げる芸術ダブルミーニングされてるんだな。

・冒頭からの左右対称の振り付け好き。対称になる振り付けが多い一方で、二人の声質の違いが際だつ曲だと感じる。この曲の「哀切」感を通して、憂いのある少しひんやりしたみかちゃんの声と、温かみのあるお師さんの声の差が顕著になっている印象。

 

≪曲について≫

みかちゃんの声の「憂い」が際だち、お師さんは普段の絶対的帝王感を薄めて哀切に寄り添う「温かみのある情」を声に含ませているため、声の温度感の差をいつもより感じる。そして「憂い」「情」が加わることで全体的なしっとり感がすごい。しっとりした声の二人のユニゾンが、本当に優しい響きで美しいです…。Valkyrie、情熱のユニットだけど愛のユニットでもあることがよく分かる。

・個人的に、二人の声を楽器で例えるならお師さんの声は重厚感たっぷりの音を鳴らす磨き上げられた鐘のイメージで、みかちゃんユーフォニアムとかホルンとかベルの向きの変わった柔らかい音色の金管のイメージに近い。みかちゃん力強さよりも優美さのある伸びやかな声の魅力が発揮された曲だなぁと思うし、お師さんの触れてはならない神聖な鐘のような声が人の心に寄り添うように響くのもたまらん。

 

≪パフォーマンスについて≫

・1:19~「還る場所も無い儘」の高音になるところ、ちょっとバランス違うだけで荒々しくなりそうなのに、声量を保ったまま儚げに歌い上げてるのすっごいみかちゃんで良い。歌い方に彼の性質がそのまんま溢れてるの本当にたまらん…。

・この曲のお師さんの歌声は、力強いままに優しさを感じさせてくれるのがめちゃめちゃ良い。不遜な王ではなく人の心が分かる王の声だ。0:49~「何故に嘆く」の訴えかけるような歌い方、特に好き。

・学生時代に弦楽器と縁があったオタクなので、0:19のピチカートっぽいお師さんの動き興奮する。ご褒美ですありがとうございます。

・0:29~お師さんがアップになって顔周りで手を動かす振り、優雅な色気があって素敵だ。あくまで色気より美しさが先立つのがValkyrieだよなぁ。

・1:56~照明が二人を照らすスポットライトだけになって静かに消えていくの良いね…。Valkyrieはそうやって、二人で同じ光のなか生を全うしてほしいよ……。

 

≪キャラの表情や動きについて≫

・1:48~みかちゃんがお師さんの背中に向けて伸ばした手をおろすとき、お師さんへ向けた視線をそっと伏せながら微笑むの切なさを感じる。影片みかのくっきり二重とオッドアイがマジで芸術品なのが分かるナイスカメラワークでもある。

 

 


とりあえず今回は以上。

長くなりすぎないところで区切ります。
次回もまたMV感想の続きかな。

 

先日、あんスタの曲をMVカット版ではなくフル音源で楽しむためにAmazon Musicのアプリ落としたんですけど、Valkyrieについてはフル音源まだ一曲も聞けていない状態です。
にわかの状態で聞くよりも、ストーリーを履修しながら曲の発表時期をある程度意識して聞いていった方が楽しめるかと思って聞かずに残したままでした。

しかし、リアルタイムで楽しめるものはライブ感も含めて楽しみたいオタクなので「Acanthe」のフルが公開されたらそれはもう即で聞きたい。
そして新曲のフル音源を聞くなら既存曲もフルで聞いておいたほうが、今までとの違いが分かってより一層新曲のエモさとか魅力を味わえるはず。

 

…ということで、既存曲も少しずつ余裕がある時に聞いていこうと考え直しました。
とりあえず「FUSIONIC STARS!!」と「BRAND NEW STARS!!」の全体曲なら、いきなり聞いても心への負担が軽いだろうと判断してプレイリストに追加した。

 

Valkyrieの曲、一気に聞いたら情報量の多さを消化しきれなさそうなので少しずつ適量の範囲内で(?)聞いていきたいです。
各所で評価の高い二人のソロ曲も、メンタルと時間に余裕のあるときに聞きたいです。
Valkyrieの中の人、二人とも演技力も歌唱力もあるからキャラ声で美しく歌ってくれるのありがたすぎるよ~~~!

*1:昨日トレンド見て影片みかのことみかちゃんて呼ぶの決めたけど、舞台上の影片みかへの信仰心が高まるとみかちゃんて軽率に呼べない…!