『斎宮宗・第一話』感想
今回はストーリー感想(斎宮宗・第一話)です。
実はネヴァーランドのイベストよりも先に、こちらの個人ストーリーを読んでいました。投稿順が前後しております。
感想も先に書き進めていたのですが、うっかり下書きデータを消していたので……書き直したものを投稿しています。
個スト一話分の感想なので、みかちゃんの時 *1同様さくっと短めです。
~ストーリー感想(斎宮宗・第一話)~
いきなり可愛い感じのファンシーショップにいるお師さんにビックリする。
こういう原宿系タイプの「可愛い」もお師さんの守備範囲なんですか!?
え、サン〇オとコラボしてくれ。
…ていうか、コラボしてましたよね???と急に思い出して調べたら、Valkyrieの二人が実装されたばかりの時期のコラボだったから特に絡みがなかった感じかぁ…。
(2022/4/5追記:サン〇オとValkyrieすでにコラボ済みだったことを教えて頂きました…!!ありがとうございます!!クラシカル寄りなデザインのマロン〇リームとコラボしてたの解釈の一致に興奮するとともに、ウサギとコラボしてる……兎と……と動揺するなどもしました。)
……ていうか、あんスタそんな前にすでにそんな大御所とコラボしてたんだ。ほんとすごいジャンルだな。
異国に留学して一人で頑張ってる寂しさから、またマドモアゼルとお話するようになったらしいお師さん……。
やっぱりマドモアゼルと話すことで精神的なコンディション調整してるんだな。
たしか、お爺さまの知人の持ち家に下宿しているんでしたっけ?
10代の子が異国で自己研鑽のために頑張ってるの、素直にすごいと思います。
寂しくないわけがないし、不安定なときもあるだろう。
『都合のいいときだけ利用しないでくれる?』ってマドモアゼルに言わせて自分を責めているの、くう~~。
斎宮宗のこの塩梅が好き……。
自信に満ちているようでナイーヴな自分を自覚しているからこそ、マドモアゼルの存在を借りてネガティブな思考を自分から切り離すことで、強い自分を保ってるんだろうな。
ミリしらのときはお人形と喋ってるとこ見ては病んでるなぁと思っていたけど、慣れてくるとマドモアゼルの存在も含めて憎めない。
ここ!ここ!ここ!!
個ストで問題提起された部分が、ネヴァーランドで答え合わせされたのとっても気持ちよかったです!!
個スト先に読んでおいて良かったと思いました。
この時点では自問して否定しているけれど、実際は他人との交流を望んでいるからこそ影片に人間になることを求めた部分もあるんだよな……お師さん。
ネヴァーランドで返礼祭のときに得た経験を「感動と恍惚感」って言ってたのも、この辺関係ある気がする。
順を追ってストーリー追いかける予定なので返礼祭についての知識はまだ浅いのですが、影片の成長に触れたことがお師さんにとってはいい刺激だったってことですよね。
お師さんの芸術への飽くなき追求って、完璧主義者であるからこそ一人では成り立たないものなんだと思う。
自分の道を突き進むのはもちろんだけど、多様な芸術に触れることで自分の糧にしている人だし、切磋琢磨しあう存在を求めていたんだろうな。
目をかけてきた影片みかが、自分が求めていたライバル的な存在になるかもって感じたときのお師さんの感動……。想像するだけで胸熱だよ。
話ちょっとズレますが、仁兎のことを一目見てあまりの愛くるしさに「運命のひと」って思ったお師さんについて。
実際に仁兎は二人でValkyrieを作りあげるとともに斎宮宗に輝かしい青春を与えてくれた「運命のひと」であるわけだけど、影片も時間をかけてお師さんの「運命のひと」に登り詰めた男だよな……と思います。
仁兎とは出会いそのものがターニングポイントだったけど、影片とは積み重ねてきた時間の末に結びついた化学反応で……人間として生きるってそういうことだよな、と。
成長すること、時間を重ねることで他者を理解し、相手が自覚していない一面まで発見していくこと。そして評価を改めること。影片との関係に関しては、仁兎との出会いで感じた直感や本能みたいな無意識とは別の、心を通わせることで得る人と人との繋がりって感じでエモい。
一目見て直感で惹かれた仁兎とは人間関係の末に距離を置くことになったけど、最初特別視していたわけではない影片とは人間関係の末に並び立つことになったの……思いどおりにならない人生だからこそ得るものがあるよね。
思いどおりにならない他人との交流を通して、お師さんの芸術がより一層豊かなものになることをオタクは願っています。
『生まれがどうであれ、良いものは良い』
ここも施設育ちの影片のことが頭をよぎってしまった。「最近」そう思うようになったと書かれているし、そういう含み持たされてますよね…?気のせい?
美しいものを是とする人の斎宮宗、歪んでいたり汚れているからといって切り捨てることはしないのがいい。
輝きが足りないものや汚れがあるものを、自分の手で磨き上げることに手を尽くすタイプなの好き。支配的であり奉仕的でもある。
それも模範的な方向に矯正するのではなくて、歪みも持ち味として残したまま育てようとするの芸術家って感じする。
はぁ、好き…。
斎宮宗どれだけ優しく穏やかに成長しても高飛車男なのは変わって欲しくないな。
『地味で、没個性で、埋もれてしまいがちで……』
『それが何とも刺激的で、崇高で、愉しい!』
お師さんパリ生活めっちゃエンジョイしてる!!良かったね~!!!
『スカウト!アストレアの工房』で月永レオとはタイプの違う芸術家だと書かれていたことにめちゃくちゃ良さ感じたんですが、人に批評されることを躊躇わないタイプで、良い意味でストレスを求めてるというか……。
苦境やマイナス意見に向上心を刺激されてやる気でるタイプなの、すごいなぁ。
短気だし神経質だしこだわり強いし、でも人に批判されたらそれをバネにできる強さがある。
いじめられっ子からアイドルになった男だから、勝ち負けに執着するタイプではないけど根本的に負けん気が強いんだよな。好き……。
以上、お師さんの個スト第一話感想でした。
2周年キャンペーン真っ只中の今日この頃、復刻スカウトのストーリーがどんどん公開されていて、全ては読めていませんがValkyrieの二人が関わってるストーリーには目を通しています。
今日は期待していた『スカウト!プリティ5』が復刻されているので、うっきうきで読んできます。楽しみ~!!