にわかヴァ推しの備忘録

ヴァ担になる予定のにわかオタクの備忘録。あんスタ未プレイにわかオタクのゲーム音痴が少しずつゲームプレイしていく予定。

にわかオタクのあんスタ覚え書き――キャラクター編3(Valkyrie前半)

今回の記事は、ゲーム未プレイ&茶の間にわかオタクの現状でのキャラ印象まとめ。その3。

 

まだにわか知識しかないので、勝手な印象や間違った情報もあるかもしれません。
それは誤解だよ…とか正しくはどこのストーリー読めば分かるよとかあればそっと教えていただけると大変嬉しいです。


今回はValkyrie編ですが、Valkyrieについて書き始めたら止まらなくなって3万字ぐらいになった関係で、Valkyrie編は何回かにわけて投稿します…。(2022年3月7日:結局Valkyrieについてだけで記事が4つもできたので、タイトルに前半ってつけたしました。)

聞きかじりのにわか知識でコピ本作れるぐらいの文量をぐだぐだ打ち込んでるの、自分でも気が狂ってるなと思うんですがお許しください。

公式からValkyrieイベントが始まる直球匂わせが来たので、さっさとゲームDLするためにもさくさく覚え書きまとめてしまうぞ~!

 

 

 

☆Valkyrie

 

 

 

~ミリしらのとき~

介護期とかいう謎の集団幻覚なに?
黒髪の子からお師さんて呼ばれてる子へのクソデカ感情の波動を感じる。
お師さんて呼ばれてる子は黒髪の子のなんなの?
お師さんて人は何があって引きこもったの?
旧Valkyrieってなに?
人形が喋る設定マジでなに?公式なの?
もしかしてこの二人、病んでらっしゃる???
あんスタってアイドルのソシャゲなんだよね???

 

たぶん、つがい。
雰囲気から好きそうなのは伝わってくるけど、闇の気配も感じて好きになったらしんどそう~と思い、遠巻きに眺めていた。

 

 

~にわかの今~

好っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっき。

 

斎宮宗という、影片みかの人生を変えた男。
影片みかという、斎宮宗を信じ抜いた男。
尊い…。

斎宮宗が学院の有力者の立場を失って周りの状況がどんどん変わっていくなかで、再起することを信じてただ一人離れずそばに居続けた影片みかという男…強くないですか?
それが依存にしろ願望にしろ、苦しい時を耐え抜いた影片みかの存在があったからこそのValkyrie再起を思うとエモい。

 

闇とかなかった!
試練はあったけれど、彼らはそれを二人で克服したので。
二人だからValkyrieは再起できたんだろうなってとこがとても良い。
斎宮宗の才能なくしてValkyrieは生まれず、影片みかが存在しなければValkyrieは再起不能のままだったかもしれない。
Valkyrieという旗を二人の手で掲げているような関係が好き。

 

ところでメンテナンスってなに???

 

 

~人形師と人形~

まず、このコンセプトで勝負してたの強くないですか!?
その年頃の一番の武器であろう笑顔とか愛嬌ではなく、世界観と完成度で勝負してテッペン取ってたの強すぎ。

二次元と現実は別とはいえ、10代男子が演者として立つにはだいぶ攻めたコンセプト組んだうえで人気集めてたことを思うとValkyrie強い。強い。美しい。最高。

相当作り込んでないとお遊戯会のように安っぽく見えるだろうコンセプトで勝負して成功していたということは、Valkyrieのステージに関わるもろもろを考えてる斎宮宗の才能が確かなものであり、パフォーマンスする彼らの実力が優れたものだったことの証明なんだよな。
は~、推せる~~~。


舞台の上では人形師と人形…しかも寵愛を注がれていた第一ドール(第一ドールとは?)ではなくて、その後ろで引き立て役のように踊っていた第二ドール(第二ドール???)という関係だった二人が、名実ともに唯一無二のパートナーとして対等な人間関係を築いていく展開エモすぎません???
す、好き……。無理。好きです。
人形師と人形が互いを慈しみあう人間になるお伽噺、嫌いなオタクおらん。

 

舞台での役回りが実際の二人の関係性と重なるのもエモい。
すでにValkyrieとして活躍していた斎宮宗のもとで一から育て上げられていく影片みかの関係は、自力では動けない人形の糸を引いて踊らせる者と操り糸に吊られて踊らされる者のように、支配と従属で結ばれた関係だった。
でも、斎宮宗が影片みかの面倒を見ることにわりと満更でもない感じだったりするのがさぁ……。

マジでメンテナンスってなんなんですか???

この二人、あれこれ言いながらせっせと手入れして人形を愛でる者と小言に疲弊しつつも大好きな人の手に愛でられる者で、ハッピーセットなんですよね。

体育祭にジャージの貸し借りしてるなんて、そんなの双方に愛がなきゃできないんだよ…。
学年カラーで明らかにその人物のものではないと分かるジャージを羽織る・羽織らせるって、青春の一ページすぎないか!?
「影片みかは斎宮宗のもの」宣言じゃん!!!
なんでそうなったんだよ……なんで……わからない…なんで……?
ストーリー読むの楽しみにしてます。

 

確かに人形師と人形の関係に重なる部分もあったけど、一方的に利用するだけの上下関係じゃなくて、斎宮宗は影片みかに知恵を与え育て外敵から保護しようとしてたんですよね。
アイドルとしての知恵や技術を教える先輩と教えを受けて成長する後輩の、健全な関係も育まれていた。
手芸部とかでふつ~に青春していた時間もあったんだろうなぁ。

人形師と人形の関係をリセットして、二人の帝王として並び立つ存在になろうという展開になったの……もう……このままハッピーエンドまっしぐらだろ。そう、その道を真っ直ぐでお願いします。

ステージでは人形師と人形だった二人が、二人の帝王として並び立つことになったとき、あの世界のオタクどうお祝いしたんだろう。やっぱお赤飯食べた?


二人で真剣に高度なお人形遊びをしていたんだよなぁ、と思うと十代ならではの閉塞感みたいなのも感じて良いです……。
エッモ。ほんと好き。

 

 

~救い救われ/影片みか~


個人的にValkyrieに惹かれたポイントでデカいの、2人が互いに「救われる」関係だったところなんですよね。
オタクだからすぐ大げさな言い回しするんですけど、でも真面目にValkyrieは救いの相互互恵関係じゃないですか!?
ここ、ちょっと話長くなるよ!!?今からヘキの話を始めます!!

 

 

まず、斎宮宗は影片みかにとって救いだったんですよ。

影片みかは斎宮宗のことを優しいと言ったり、神様とか、光とか、綺麗とか、最強とか信者タイプのオタクっぽいことをぽんぽん言う。
斎宮宗のキツい言動にさえも喜ぶ節があって、憧れていた斎宮宗が自分を認知したうえで自分に向けてくれるものの全てが、影片みかの孤独を満たしてくれたんだろうと感じる。
良くも悪くも。叱られることで無視されてないって喜ぶ子供の心情みたいな…。

もともと裕福な家の坊ちゃんと養護施設的な場所で育った子で、生い立ちからして持つもの・持たざるもので生きる世界が別れていた二人だから価値観が違うのは当たり前。
とはいえ、人形の頃の影片みかの紙のように薄い自己肯定感晴れ晴れとした自己犠牲は痛々しい。

斎宮宗のためなら命も惜しくないみたいなこと言えるの、一人の人間に入れ込みすぎじゃん!?
テンションあがって飛び出た言葉だとしても、自己肯定感ペラッペラの頃の影片みかの台詞だと思うと重いんだよな~。
もっと自尊心持ってくれ!としんどくなるけど、生い立ちや家庭環境が関わっている以上、一朝一夕でどうにかなるものではないのは理解できる…。

自分に大した価値を感じていない影片みかが、斎宮宗のことなら一生懸命になれる。
人目を浴びるのが苦手でもステージに立つし、へとへとになるまでバイトもする。
斎宮宗が彼の光だから。
人間は光があるところで生きる生き物で、光が消えたら心が死んでしまう
から。

 


七夕ライブでValkyrieがfineと対戦*1したときのカードに、影片みかが半泣きで胸の前両手で抑えこんでるカードあるじゃないですか。
にわかなんで間違ってるかもしれませんけど、あれ、鬼気迫る斎宮宗のパフォーマンスに感極まった影片みかって解釈であってますか?
「やっぱお師さんは最強のアイドルや!」って思ってる顔じゃない?
わからん。間違ってるかもしれないけど。

大事な衣装にシワがつくづらいギュッと握りこんで涙目になってるの見て、影片みかマジで斎宮宗崇めてるじゃん…と思いました。ほんと可愛い子だな。
現場でペンラ握ってお祈りポーズしてるオタクのキマり具合と近いものを感じた。
あれは「光」を浴びた人間の顔。


影片みかはステージの上では斎宮宗の人形であったかもしれないけど、実際の彼は人形と呼べるほど意志薄弱な存在ではないんですよね。
斎宮宗に従うのだって、そもそも彼が自分の意思で斎宮宗を従う相手に選んだ。
故郷を飛び出してくるほどの強い憧れを斎宮宗に向けたから。
あの年頃の子が単身上京(?)してくるのって、相当強い気持ちがないとできないと思う。
たとえ親兄弟のしがらみがなくとも、施設の人との細々した相談やら面倒な手続きとか色々あっただろうし。


影片みかは、影片みかの意志で斎宮宗に救われている。

別に斎宮宗は影片みかを救おうと思って崇高に生きてるわけではない。
影片みかが居ようが居まいが関係なく、斎宮宗は彼が「そうあるべき」だと信じる己に従って高潔に生きる。
自分自身が好きなように生きてる斎宮宗に、影片みかが勝手に憧れ、勝手に救われているだけ。

それって独りよがりな依存のようにも見えるけど、信念の共鳴だとも思うんですよ。

斎宮宗は彼が愛する芸術や理念に従い、自分が「そうあるべき」姿を決めて実行する人。
決して「あるがまま」の自分として生きているわけではない。
斎宮宗の「そうあるべき」姿は、斎宮宗がその身をもって掲げる信念である。
影片みかにとって輝かしく価値あるものである斎宮宗の姿とは、斎宮宗の内にある信念だと言える。

まぁ、見た目の部分も彼の美的観念にどストライクしたからあそこまで入れ込んでるんだとも思いますけど。

 

斎宮宗が「そうあるべき」「理想」として彼自身を律する生き方に影片みかは「憧れ」を感じている。
斎宮宗が「良い」と考え実行するものを、影片みかも「良い」と感じている。

この二人、芸術の方向性については全く別物らしいけれど、生きる上でのスタンスというか、何を道徳とするかみたいな根本的な美意識は近いんじゃないかな。
ズレはあるものの共通して「美しいものに惹かれ、救われた」子たちだから、同じではないけれど近い部分を持つ二人だと思う。

 

影片みかが斎宮宗に勝手に救われてるって書いたけど、感覚的な相性とか斎宮宗という存在の希少性も引っくるめて考えたら、斎宮宗でなければ影片みかは救われなかったと思う。
運命だったんだよ。なっ!!斎宮宗そういう言葉でほだされそうなところあるから、そういう方向で攻めていこう!?

 

 

~救い救われ/斎宮宗~

 

影片みかが勝手に救われた一方で、影片みかが救われる姿に斎宮宗が救われるところもあった思うんですよ。


「そうあるべき」「より良い自分」として振る舞う姿を「さすが!」って肯定してくれる存在が居るの、めちゃくちゃ気持ちいいし心強いよ。
完璧を求める彼にとっては、「あるがまま」の自分を肯定されるよりも「より良い自分」を誉められるほうが心強い励みになるんじゃないかと思うのです。

素顔の状態をすっぴんでも綺麗だねって褒められるんじゃなくて、自分がイケてると思ったメイクをしたうえで世界一綺麗だね!って誉められたほうがテンションあがる
タイプみたいな…。伝わってくれ!

 

そのへんも影片みかが斎宮宗の芸術の原動力の一つになってる所以じゃないかな~と考えています。
自分の信念を「さすが!」「最高!」「最強!」って目を輝かせながら肯定してくれる人が居ることが、彼の芸術の支えになってるんじゃないのか。
斎宮宗、自分の意見を通す強引さ*2も他人とレスバできる気の強さもあるけど、それはそれとしてマドモアゼルの存在が繊細なところのある子って物語ってるんですよね……。
昔はいじめられっ子だったらしいし。


酷い態度で傷つけたこともあっただろうし、塞ぎこんだことで余計な苦労もさせただろう。
嫌な目に合わせたにも関わらずついてきてくれた影片みかの存在は、斎宮宗の救いになってると思う……というか公式でその辺ちゃんと言及されてるっぽくてオタクは今から期待してます。

傲岸不遜な高飛車男(と思わせる)キャラが時間経過とともにツンからデレになっていく過程が見れるあんスタ神ゲーかよ。いい仕事してますねぇ~!

お互い救い救われてる関係性が大大大好きなオタクなので、斎宮宗と影片みかが互いに救われてユニット仲間からつがいになるまでの流れを鼻息荒く楽しませてもらう予定です。めっちゃ楽しみ。マジで。めっっっっっちゃ楽しみです。

 

 

~影片みか斎宮宗のこと好きすぎ問題に反して永遠を誓わせたのは斎宮宗の方からってマジ?~

 

「影片みか斎宮宗のこと好きすぎ問題」について先達のオタクたちはどう受け止めて来たんですか?
体温から離れられない発言とか、斎宮宗と仲のいい同級生に嫉妬するとか、手ぇ繋ぎたがったりとか、影片みかに対して謎なところは多々あるんですけど、何より人形が話し始めたことさえ受け入れられるキャパのデカさなに???
もともと縫いぐるみとか好きだったり女児の遊びに付き合うの慣れてたりでそういう素養(?)があったのかもしれないけど、人形使って話すようになるほど精神ぶっ壊れた人を受け入れたの、すごい男だよ…。
愛っていうか、忍耐だな…と思う。

 

…もしもだよ?
もしも、影片みかがマドモアゼルのこと受け入れられなかったら、斎宮宗どうなってたと思う?

……ちょっと考えたくないですよね。

 

やっぱり影片みかと斎宮宗は考え方というか生き方の相性がいいんじゃないかな。
影片みかの愛情の示し方が「ずっとそばに居ること」だったから、Valkyrieが再起できたんだと思う。
斎宮宗を立ち上がらせてくれる人は家族とか友達とか他にも居たかもしれないけど、斎宮宗の大事な作品であるValkyrieを壊れたままにせず新たに花開かせることは影片みかにしかできなかったよ。

 

色んなこと我慢して生きてきた影片みかが、斎宮宗に憧れる一心で単身夢ノ咲に向かったこと。このユニット加入のきっかけも好きだ~。
尊先と同じユニットに入った夢ノ咲一年生の影片みかがどんな毎日過ごしてたのかめっちゃ見たい。夢心地だったんだろうな。

そして影片みかを家に居候させて(これも何?なんで?どういう事情なの???)文句言いながらも公私ともに彼が一人の人間として生きられるように導いてくれただろう斎宮宗のことも愛しいよ。
末っ子の彼にとって、年下のチームメイトができるってどんな感じだったんだろう。
彼に憧れてValkyrieに入ってきて、厳しいレッスンにも根をあげることなくついてきて、ずっと変わらずお師さんて慕ってくれたんだから、ちょっと抜けてたって失敗したって可愛くないわけないだろそんなん…。
自分が廃人手前まで行っても変わらず慕い続けて再起を信じてくれてたんだもんな。
そりゃあツンデレのツンも取れますわ…。

憧れの人たちの後ろで踊ることで充分に幸せを感じていた影片みかが、もっと前に出ろ、人形じゃなくて人間になれ、君は価値ある人だと言われ、戸惑いながらもその期待に応えようとするのめっちゃエモい。
互いを高めあいながら、芸術家として、人として、共に同じ時間を生きてくれ……――てオタクが祈るようなことを、公式で誓いあったらしいって本当に?マジで?プロポーズ以外でそんなことあるの???

やばすぎ。

影片みかと斎宮宗……ユニットの枠を越えた人生のつがいなんだって今から爆弾のようなネタバレくらってる。気が狂う。

 

 

とりあえず以上。

Valkyrieについて書いてたこともうちょっとあるんですけど、長くなりすぎるので今回は一旦ここで区切ります。
続きはまた明日~!

*1:対戦ていう言い方でいいのか?

*2:ノンは剣より強しってなんだよ